みやわきろく

思考のsandbox

今週のお題が胸を刺す

 ブログの記事を書こうとすると、「<今週のお題>おとうさんへ」と否が応でも表示される。一週間我慢すればいい話だとはいえ、エスカレートしていく両親からのモラハラに耐えきれず実家を飛び出したばかりの身にとってはなかなかに胸を抉るものがある。


 モラハラの主犯格は母の方であるけれども、母の言いなりになるばかりで中立の立場に立とうとしなかった父にも問題はあったと考えている。もっとも、30年近く娘へのモラハラを行い続けている女とずっと一緒にいるのだから、何が正常で何が異常なのかもわからなくなっているのだろうが。

 過去を振り返ると、母との思い出よりも父との思い出の方が多いように思う。
 わたしが子供の頃、ちょうどイチローがオリックスにいた時代で、家から球場が近かったこともありよく連れて行ってもらっていた。球場で父が仲良くなったファン仲間のおじさんと一緒に居酒屋に行き、小学生ながら牡蠣を美味しい美味しいと食べて「将来酒呑みになりそうやなあ」と言われたり*1。はたまた、ビールを売りに来る売り子さんがSASUKEに出ていて、知っている人がテレビに出ている!と興奮したり。
 父との思い出の方が色濃く残っているのは、母が隣りにいると「あれはダメ」「それはダメ」と、自分がやりたいことも、食べたいものも、すべてを否定され母の意見を押し付けられていたからなのだろう。父はよっぽどのことがない限りダメとは言わなかったので、父といるときだけは、自分が自分でいられるような気がしていたのかもしれない。


 一度でいいから、父とふたりで飲みに行ってみたかった。

 うつ病の一歩手前まできたことも、アルコール依存症になりかけたことも、すべて元を辿れば母から受け続けてきたモラハラに行き着く。これさえなければ、わたしの小さな夢は叶っていたかもしれなかったのに。

 今はただ、そのことが悔やまれてならない。



今週のお題「おとうさん」


みやわきにマシュマロを投げる | マシュマロ

*1:その子供が将来アルコール依存症になりかけたのだから運命は皮肉なものだと思う。