みやわきろく

インタネッツに雑念を放流する

Free-Will SLUMは誰向けのイベントだったのか

 先日、Free-Will SLUM 初日に参戦してきた。

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 (POIDOLの)ライブの感想については記事に書いたとおりだったが、初日のみとはいえ参戦してみて疑問に思った点があまりにも多すぎたのでここで記事に残しておきたいと思う。


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疑問点1:出演者発表のタイミングが不適切

 day1のラストに出演した、今回のイベントのメインと言うべきDIR EN GRAY。彼らが出演すると発表されたのは、2daysパスも1dayパスの先行もすべて終わってしまったタイミングのことだった。

 何もこんなタイミングで発表することはなかったと思うんだが…。ファンならできるだけ見やすい場所で観たい、と思うだろうが、早い番号はもう正規の方法で手に入れることはできない。発表があった後のTwitterを見てみると、案の定「先行チケットを譲ってくれる人はいませんか」というツイートが数多く見受けられた。「ファンなら入れればいいんだろう」「今から一般でチケットを買え」と運営に言われてしまっているようでとても気の毒だった。彼女たちも、最初からDIR EN GRAYが出演するとわかっていたら先行予約に申し込んでいただろう。ファンであれば、できる限り見やすい場所で見たいと思うだろうから。
 それに、急に出演が決まって動揺するのは何よりも地方のファンだ。この日は三連休の中日、移動手段が確保しづらい日程でもある。出演がないと思って別の予定を入れてしまった人も多いかもしれない。出演発表をぎりぎりまで粘ることで、来るかもしれなかったファンを遠ざけてしまった可能性はあるだろう。DIR EN GRAYのレーベル運営元でもあるFree-Willがなぜわざわざファンを裏切るような行為に出たのか、理解に苦しむばかりだ。

疑問点2:なべやかんの司会における発言が不適切である件

 わたしは初日だけ、しかもPOIDOLのステージまでしかいなかったのだが、それでも幕間の司会を行っていたなべやかんについては疑義を申し立てたい。
 彼は初日トッパーで出演した2o Love to Sweet Bulletの出演後のコメントにおいて、このような発言をしていた。

「今はね、アイドルでも不祥事とかいろいろあるみたいですけど、Free-Willのアイドルは健全ですから!他とは違ってね!応援よろしくお願いします!」

 彼の言う「不祥事」はこのイベントの直前に明るみになったNGT48の件を指しているのは明らかだし、それと比べて「うちはあそことは違います」と話すのはいかがなものか。
 司会として呼んでもらった以上、恩義を尽くさねばらないということは理解できる。しかし他の、それも今まさに大変な思いをしているアイドルを引き合いに出してFree-Willのアイドルを持ち上げるのはおかしいのではないか。2o Love to Sweet Bulletのファンの中にNGTのメンバーが好きな人がいるかもしれない。また、他のバンドを見に来たという人の中にも、NGTのファンがいるかもしれない。そんなことは考えられなかったのだろうか。持ち上げ方があまりにも幼稚すぎて聞いていることができなかった。「推しを褒めるために他を貶す」という行為はファンとしてもあまり褒められた行為でないというのに、それを皆が聞いているステージの上で行ってしまったというなべやかん氏の言動は許されるべきものではないと感じている。*1

疑問点3:Free-Will SLUMの目指したところ

 結局のところ、Free-Will SLUMが目指したポジションは何だったんだろうか。
 ヴィジュアル系のフェスというと有名なものに Cure Fesがある。Cure FesはGW時期の定例イベントとしておなじみになっている部分があるし、出演するアーティストも「Cureに縁があるアーティスト」だったり、新人アーティストの場合は出演権獲得のライブオーディションを行っていたりもする。Free-Will SLUMはCure FesのようなV系フェスをやりたかったのだろうか、それとも自分の事務所のアーティストを含めてお祭りをしたかったのか。それがよくわからないまま、2daysの日程を終了してしまった。
 それを象徴するかのようにチケットの捌け具合は正直良くなかったと感じるし、きっと来年開催されることはないと思う。とはいえ今年参加した人は、「もう来年あっても行かないかな」と感じていることだろう。イベント全体の路線が定まってなさすぎるがために、多くのファンが失望する結果になってしまったということをFree-Willは理解しておくべきだと感じている。

*1:余談だが、この件を母に話したところ母は「だからテレビから干されるんだよ」と話していた。手厳しい。