みやわきろく

思考のsandbox

休職するメリットデメリット

体調を崩して休職した話はこれまでもしてきた。特にメンタル不調で休職することによるメリット・デメリットの話まではしていない気がしたのでこの機会に話しておきたいと思う。

休職のメリット

ゆっくり考える時間を作れる

 休職すると、途端に時間ができる。時間ができるということは、自分の人生を振り返る時間が生まれるということに他ならない。なぜ休職することになったのか。原因は会社にあるのか。仕事内容にあるのか。それとも家庭環境にあるのか。これまでの生活を振り返って、どこを改善すれば現在の状況から抜け出せるのかをじっくりと考えることができる。
 もちろん、気分の落ち込みが激しいときはあまり考えすぎない方がいい。そんなときは「何もしない、をする」ことを意識すればいいのかなと思う。
 わたしも、休職している間ずっと自分の人生を振り返っていた。やたらと急がせる人生だからこそ、休職することで立ち止まるきっかけを作ることが大事なのではないだろうか。

仕事のことを忘れられる

 休職中は業務用の携帯も預けられたし、保守端末*1も預けられることになった。連絡を取れるのは個人携帯だけとなる。
 もしかしたら会社にもよるのかもしれないが、前職では個人携帯への連絡は緊急時を除き禁止となっていたので、会社の人間とのやり取りはまったくなくなった。休みの日に連絡がこないというだけでも、 気持ちが晴れる人は多いのではないだろうか。

休職のデメリット

休職明けの懸念

 休職明けに、自分がちゃんと受け入れられるのかどうかという懸念もやはりあった。どの会社でも休職=負け組という考え方はやはりあるような気がして、復帰するのが正直怖かった。
 休職者が出ると、その人の分の仕事は周りに振られることになる。上司ができる人間であれば、体制をうまく調整する、そもそもの業務量を少し減らすなど適切なマネジメントができるのだろうが、それができない人の多さといったら。大抵の場合、休職者の業務はそのまま他の誰かに丸投げされ、周りから「あの人が休みさえしなければ…」と不満が噴出することになる。復職後にある程度何か言われることは覚悟しておかなければならないだろう*2
 わたしは復職してすぐの頃に同期から「久しぶり〜!まだ生きてたんだ(笑)」と言われすごく傷ついた思い出がある*3。精神的に追い詰められた時期があり、それを克服してからの「まだ生きてたんだ」。当時のわたしは、 その反応を聞いて「わたしは死んでおくべき存在だったのではないか?」と思った。
 その発言をした彼は何も考えていなかったのだろうが、その一言が誰かを傷つける可能性があったということは肝に銘じてほしいと思っている。

休職中の面談が意外と大変

 休職中は産業医との定期的な面談が必要になる。産業医との面談を予約して、職場に向かって、面談を受ける。精神的に安定していないときはその一連のやり取りをすることもしんどかった。職場が自宅から遠かったので、たった10分の面談のために往復するのか…と感じる部分もあった。
 また、心療内科へも定期的に通院する必要があり、毎回かかってくる診察費という出費も地味に痛かった。



 短めにまとめてみたが、休職することに対するデメリットはそう多くない。もちろん健康的に働けることが一番いいとはいえ、体調を崩したときに「続けるか、辞めるか」の二択ではなく、「休職して一旦考える」という三つめの選択肢もあると知っておくだけでも気持ちが楽になると思う。
 というか自分がそうだったので、今回ひとつの記事としてまとめておくことにした。

(11.15 大幅に書き直しました)

*1:持ち帰り仕事用のPCみたいなもの。保守の過酷さはまた別の記事で…

*2:なので、それに耐えられるくらい精神的に回復していなければ復職するべきではないなと思った。

*3:絶対にこんな会社辞めてやろうとその時強く思った。