みやわきろく

インタネッツに雑念を放流する

どうしても苦手な人

親族との関係が比較的良好な家庭で生まれ育ったとは思っているが、唯一相容れない人がいる。母の姉、叔母だ。

 

明確に(この人苦手だな)と認識したのはわたしが前社に入社した頃のことだ。

わたしには2歳下の弟がいるのだが、弟は大学院に行ったので最終の卒業年度が同じ、つまり入社の年度が同じだった。

わたしは金融系SIerのいわゆるデー子に入社、弟は誰でも知っているメーカーに入社した。叔母はそれぞれの入社先を聞きつけ、彼女の妹であるわたしの母にこう言ったそうだ。

 

「(弟)くんはすごいけど、(わたし)ちゃんは大したことなかったわね」

 

もちろん母は怒ってくれた。確かにわたしの入社した会社は上場企業ではないし、名前が知られているわけではない。名前が知られていなくても、金融を支える仕事をすることになるのだからそんな言い方はないだろう、と伝えたそうだ。しかしながら「大企業すごい病」に冒されている彼女は聞く耳をもたなかったとのことだ。

 

肝心の「彼女自身がすごい人なのか」という点に関しては、正直謎な点が残っている。

今考えると、彼女自身に何らかのコンプレックスがあって、「大企業に入社するべき、名前も知らない会社に行くのはクズ」という考えが生まれてしまったのかもしれない。

 

今回なぜこんな記事を書いたのかというと、転職して彼女が絶対に知っているであろう企業に入社したからだ。

転職活動の中で最後に残った2社どちらも彼女が知っているであろう大企業だった。

わたしの中にも、もしかしたら「大企業に入社して復讐してやろう」という呪いのような感情があったのかもしれない。

 

今回入社した会社はちょっと変わった会社なのだけれど、周りの人がとても優しく何よりも開発言語や使用プロダクトが前職と変わっていないのでとても快適に働けている。

祖父母どちらも他界してしまったので叔母に次会うとしたら弟の結婚式か従兄弟の結婚式か、というところなのだろうが、会った暁には転職した話をして過去の精算をしようかな、などと考えている。